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中1英語 be動詞と一般動詞(現在形)の違いまとめと問題

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中1英語で混乱しやすい「be動詞と一般動詞」の単元を学習します。(現在形のbe動詞・一般動詞を一通り学習している人向けの内容です。)

be動詞や一般動詞だけ習っているときは理解できたような気がしても

  • be動詞と一般動詞が混ざると否定文や疑問文の使い方がわからなくなる
  • Do you~? なのかAre you~? なのか混乱する
  • 三単現が入ってくるとわからなくなる

ということがよくあります。

現在形の動詞でつまずいてしまうと、今後の英語学習がスムーズに進められなくなってしまいます。be動詞・一般動詞の違いを覚えて、文を作れるようにしましょう。

be動詞の意味と否定文・疑問文の作り方

be動詞は「~です」「(~に)いる・ある」の意味になります。

  • I am Taro.(私は太郎です。)
  • He was busy.(私は忙しい。)

上のam、wasがbe動詞です。

be動詞の現在形はam, are, isの3種類あり、主語によって使われるbe動詞は異なります。

  • 主語がIのときam
  • 主語がyouのときと複数のとき(例 we, you, they, Ken and Takeshi)are
  • 主語がI, you以外で単数のとき(例 he, she, it, the dog)is

youは単数(あなたは)と複数(あなたたちは)の意味で使われます。

be動詞のあとは名詞や形容詞(happy, busy, tiredなど)、場所を表す語句(in~, at~)などが使われます。

  • I am Taro.(私は太郎です。)
  • I am in Tokyo.(私は東京にいます。)
  • I am busy yesterday.(私は忙しい。)
  • You are a good baseball player.(あなたは上手な野球選手です。)
  • He is Mike.(彼はマイクです。)
  • Shinji is sick.(シンジは幸せだ。)
  • She is from China.(彼女は中国出身です。)
  • They are in the room.(彼らは部屋にいます。)
  • It’s sunny.(晴れています。)

be動詞の否定文・疑問文の作り方

be動詞の否定文は〈be動詞+not〉

疑問文は〈be動詞+主語~?〉

疑問文の答えは〈Yes, 主語+be動詞. / No, 主語+be動詞+not.〉

be動詞の否定文にdon’t、疑問文にdoは必要ありません。

You are a student.(あなたは生徒です。)

→(否定文)You are not a student.(あなたは生徒ではありません。)

→(疑問文)Are you  a student?(あなたは生徒ですか。)

── Yes, I am. / No, I’m not.(はい、そうです。/いいえ、違います。)

you(あなたは)を使う疑問文では I(私は)で答えます

ただしAre you students?(あなたたちは生徒ですか。)とyouが複数形で使われているときは、we(私たちは)で答えます。日本語の意味がなくても、studentsと複数形になっていることからyouが複数形と判断できます。

Are you students?(あなたたちは生徒ですか。)

── Yes, we are. / No, we aren’t.(はい、そうです。/いいえ、違います。)

we are notの短縮形はwe’re notも使われます。

上の問題が引っ掛け問題でよくあります。

Ken is from Australia.(ケンはオーストラリア出身です。)

→(否定文)Ken is not from Australia.(ケンはオーストラリア出身ではありません。)

→(疑問文)Is Ken from Australia?(ケンは生徒ですか。)

── Yes, he is. / No, he isn’t.(はい、そうです。/いいえ、違います。)

疑問詞を使う疑問文は、疑問詞を一番最初に置きます。

Where are you from?(あなたはどこの出身ですか。)

── I’m from Hokkaido.(私は北海道出身です。)

一般動詞(現在形)否定文・現在文の作り方

一般動詞にはhave(持っている), want(ほしい), study(勉強する)…などさまざまな動詞があります。

  • I have two brothers.(私は2人兄弟がいます。)
  • You want a new book.(君は新しい本が欲しい。)
  • We study math every day.(私たちは数学を毎日勉強する。)

その他にもたくさんの一般動詞があります。

like(好き), love(大好き), go(行く), run(走る),start(始まる), read(読む),write(書く), hear(聞く), listen(聴く), spak(話す),swim(泳ぐ),play[スポーツを]する、[楽器を]演奏する),use(見る)

一般動詞の3単現

主語が3人称で単数(I, you 以外で1人または1つのもの)のとき、動詞に s がつきます(例外もあります)。(3人称単数現在形 → 3単現といいます)

主語を3人称単数にすると下の例のように動詞を変化させます。

  • You want a new book.
    She wants a new book.(彼女は新しい本が欲しい。)
  • You run fast.
    My dog runs fast.(私の犬は速く走る。)
  • I go to school every day.
    He goes to school every day. (彼は毎日学校に通っています。)
  • We study math every day.
    Jun studies math every day.(潤は新しい本が欲しい。)
  • I have two brothers.
    He has two brothers.(彼は2人兄弟がいます。)

ふつうは動詞にsがつきますが、例外もあります。

  • sh, ch, s, o, x で終わるもの → es をつける
  • 子音+yで終わる動詞 → yを消してiesをつける
  • have → has

※ sh, ch → 「集中」 s, o, x→ 「ソックス」で覚えられます

一般動詞の否定文と疑問文

否定文→don’t(do not)または doesn’t(does not)を動詞の前に置く主語+don’t~〉

疑問文→主語の前にDoまたはDoesを置くDo/Does+主語+動詞~?〉

疑問文の答えは<Yes, 主語+do/does. >< No, 主語+don’t/doesn’t.>

※ doesの否定文・疑問文では動詞は元の形を使う

否定文ではdon’tやdoesn’tが動詞の前に割り込み、疑問文ではDoやDoesを置きます。

  • You like tennis.(あなたはテニスが好きです。)

→(否定文)You don’t like tennis.(あなたはテニスが好きではありません。)

→(疑問文)Do you like tennis?(あなたはテニスが好きですか。)

──Yes, I do. / No, I don’t.(はい、好きです。/ いいえ、好きではありません。)

  • He likes tennis.(彼はテニスが好きです。)

→(否定文)He doesn’t like tennis.(彼はテニスが好きではありません。)※likesをlikeにする

→(疑問文)Does he like tennis?(彼はテニスが好きですか。)※likesがlikeにする

──Yes, he does. / No, he doesn’t.(はい、好きです。/ いいえ、好きではありません。)

疑問詞を使うときは、疑問詞を一番最初に置きます。

  • What do you want?(あなたは何が欲しいですか。)

──I want a new bag.(私は新しいバッグが欲しいです。)

  • What do you do on Sunday?(日曜に何をしてますか。)

──I play soccer on Sunday.(日曜はサッカーをしてます。)

  • What does he study? (彼は何を勉強しますか。)

──He studies English.(彼は英語を勉強します。)※

※ 疑問詞+does の疑問文は答えるときに動詞にsをつけないといけないので気をつけてください。

be動詞と一般動詞の区別

be動詞と一般動詞の区別ができていないと、否定文・疑問文が正しく書けません。

動詞で混乱していると、次のような間違いが見られます。

  • Are you want a new bike?(×)→Do you want a new bike?(○)
  • I don’t a student.(×)→I’m not a student.(○)

次のことに注意しながら、否定文・疑問文を作りましょう。

be動詞(am, are, is)があるとき→否定文はnotを入れるだけ、疑問文はbe動詞を最初に置く

例 You are from Canada. ←are(be動詞)がある!

(否定文)You are not from Canada.(疑問文)Are you from Canada?

be動詞がないとき(want, have, likeなどの一般動詞が使われているとき)→否定文はdon’t、疑問文はDo~?

例 You want a new bike. ←be動詞がない!(一般動詞)

(否定文)You don’t want a new bike.(疑問文)Do you want a new bike?

happy やbusyは動詞ではないので、be動詞が必要になることにも注意してください。

例 You are happy. / Are you busy?(Do you busy?は×)

特にbusyは「忙しく何かをしている」というイメージから、動詞っぽく思われがちです。あくまでも忙しいという状態なので、be動詞を一緒に使ってあげましょう。

【問題編】be動詞と一般動詞違いを確認!

次の問題にチャレンジしましょう。

問1 次の文を否定文と疑問文にしましょう。

(1) He is a teacher.

(2) I am from Okinawa.

(3) You go to school every day.

(4) They are students.

(6) He is busy.

(7) She studies math every day.

問2 次の文を英文に(  )内の指示に合わせて英語で答えましょう。

(1) Are you Toshimitsu?(Yesを使って)

(2) Do they listen to music?(Noを使って)

(3) Does he want a car?(Noを使って)

(4) Are you students?(Yesを使って)

(5) What does she want?(新しいバッグが欲しい)

問3 次の日本文を英文にしましょう。

(1) 彼らはテニスをしません。

(2) あなたは忙しいですか。

(3) 彼は何を食べるのですか。

まとめ

be動詞と一般動詞の違いはわかりましたでしょうか。be動詞と一般動詞の否定文、疑問文は特に間違えやすいところなので、作り方をよく確認しておきましょう。

am, are, isが使われているときは、don’tやdoを否定文、疑問文で使わないようにしてください。使われていないとき、つまりlikeやhaveなどの一般動詞が使われているときは、否定文ではdon’tやdoesn’t、疑問文ではdoやdoesを使ってください。

「3単現」でdoesを使って否定文や疑問文をつくるとき、動詞を元の形にすることを忘れずに、逆に疑問詞のある疑問文に英語で答えるときは、動詞にsをつけるのを忘れないようにしましょう。

またhappy, busyなどの単語(形容詞)はbe動詞が必要になります。Do you happy?やDo you busy?とはならないので注意してください。(正しくはAre you happy?/Are you busy?)

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