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高校英語 助動詞のまとめ問題

助動詞
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今回は高校英語で学習する助動詞の総復習です。

助動詞は連語も含めてさまざまなものがあり、また一つの助動詞でもいくつかの意味があります。助動詞の過去形は時制の一致で使われますが、必ずしも過去の意味になるとは限らなかったり、婉曲・丁寧を示すこともあります。

一通り助動詞が覚えられているか、助動詞を使った慣用表現も含め、復習問題で確認しておきましょう。

高校英語で習う助動詞

助動詞は動詞の原形の前に置き、意味を添えるはたらきがあります。

  • 基本形は【助動詞(連語)+動詞の原形】
  • 否定文は【助動詞(連語)+not+動詞の原形】
  • 疑問文は【助動詞+主語+ (to) 動詞の原形~?】

ただし used to と have to は、一般動詞の否定文、疑問文と同様に作る場合もあります。(have to は必ず、3単現もあり。)

助動詞にも過去形がありますが、時制の一致以外、現在のことでも使う場合もあります。

助動詞(連語) 主な意味
will 1. 未来 ~するつもりだ、だろう
2. 強い意志 どうしても~する
3. 習慣 よく~する
4. 習性 ~するものだ
5. 推量 ~だろう
【Will you~?】~してくれませんか
would
(will の過去形)
1. 過去の強い意志
2. 過去の習慣 ~したものだ
3. 弱い推量
【Would you~?】~してくれませんか
【would like to】~したいのですが
shall 1. 1人称の未来 ~だろう、きっと~する
2. 2人称・3人称で話し手の意志未来
【Shall I ~?】~しましょうか(申し出)
【Shall we ~?】~しましょうか(勧誘)
should
(shall の過去形)
1. 義務・当然
2. 推量
3. 提案・要求
4. 感情(驚き・残念など)の原因
5. 反語
can 1. 可能・能力
2. 可能性
3. (否定文) 推量 ~はずがない
4. (疑問文) 不信・強い疑い
could
(can の過去形)
1. 過去の能力
2. 可能性・推量
3. 仮定法
4.丁寧な依頼・許可
【Could you~?】~してくれませんか
【Could I~?】~してもよろしいでしょうか
may 1. 許可
2. 推量・可能性
3. 祈願
4. 譲歩の副詞節
might 1. 許可
2. 推量・可能性(may より低い可能性)
must 1.義務 ~しなければならない
【must not】 禁止 ~してはいけない2.推量 ~にちがいない
need
→ 動詞 need to
~する必要がある
(助動詞は肯定文ではほとんど使われない)
dare
→ 動詞 dare to
あえて~する
(助動詞は肯定文ではほとんど使われない)
ought to 1. 義務・当然
2. 推量
used to 1.過去の継続的習慣
2.過去の状態
be going to ~する予定だ
have to ~しなければならない(義務)
【don’t have to】~する必要はない
had better 忠告 ~した方がいい
be able to 能力・可能

助動詞を使った慣用表現

助動詞を使った慣用表現も、あわせて確認しておきましょう。

助動詞を使った慣用表現 意味
can/could not help ~ing ~せざるをえない/~せざるをえなかった
can/could not help but + 動詞の原形 ~せざるをえない/~せざるをえなかった
cannot (can’t) 動詞の原形 too いくら~してもしすぎることはない
can/could do nothing but ~するより他はない/なかった
would like (to 動詞の原形) ~をいただきたいのですが(~したいのですが)
would rather A than B BするぐらいならむしろAをしたい
may well + 動詞の原形 ~するのももっともだ
may/might as well + 動詞の原形 ~した方がよい
might as well A as B BするぐらいならAした方がよい
How dare you (~)! よくもまあ(~)できるね!
I dare say ~ おそらく~

【問題編】高校英語 助動詞まとめ

問1 次の日本語の文に合うように、(      )内に適切な英語を入れなさい。

(1) その箱の蓋はどうしても開かなかった。

The lid of the box(      )lift.

(2) 彼女はよく弟とテニスをしたものだった。

She(      )often play tennis with her brother.

(3) 神の祝福がありますように。

(      )God bless you!

(4) 彼が犯罪者であるはずがない。

He (      )be the criminal.

(5) 溺れる者はわらをもつかむ。(ことわざ)

A drowning man(      )catch at a straw.

(6) 私たちは彼を待つしかなかった。

We(      )do nothing but(      )for him.

(7) さぞ彼女は幸せだろう。

I (      )say, she is happy.

(8)  いくら勉強しすぎてもしすぎることはありません。

You(      )study(      )much.

(9) よくもまあそんなこと言えるね!

(      )(      )you say that!

(10) 彼は以前ほど誠実ではなくなった。

He isn’t as honest as he (      )(      )be.

問2 次の日本語の文に合うように、[      ]内から最も適切な英語を選びなさい。

(1) 彼は事故に遭ったのかもしれない。

He [ may have, may have had, might have ]an accident.

(2) 彼はもしかすると遅れるかもしれない。

He [ may, must, might ]be late.

(3) 彼は休憩をとる必要がある。

He[ need to, needs to, need ]take a rest.

(4) 私は来週東京へ引っ越す予定です。

[ I will , I’m going to ]move to Tokyo next week.

(5) 君にプレゼントをあげよう。

You[ will , shall, are going to ]have a present.

(6) かつて家の前に1本の大きな木があった。

There[ used to, ought to, would ]be a big tree in front of my house.

(7) パーティーに出かけましょう。

[ Will, Would, Shall ]we leave for the party?

(8) 彼はお腹が空いているに違いない。

He[ may, must]be hungry.

問3 次の英語の文がほぼ同じ意味になるように、(      )内に適切な英語を入れなさい。

(1) He could hear the sound.

= He(      )(      )(      )hear the sound.

(2) You may use this lounge anytime.

= You(      )use this lounge anytime.

(3) I might as well stay home as go out with him.

= I(      )(      )stay home(      )go out with him.

(4) I can’t help loving you.

= I can’t(      )(      )(      )you.

(5) You had better go home.

= You(      )(      )(      )go home.

(6) She dare not go there alone.

= She(      )(      )(      )go there alone.

(7) I didn’t need to hurry.

= I (      )not(      )(      ).

= I (      )(      ) to hurry.

(8) He should lose weight.

= He(      )(      )lose weight.

(9) Don’t play catch here.

= You(      )(      )play catch here.

(10)  Would you like me to carry your coat?

= (      )(      )carry your coat?

まとめ

高校英語では覚えなければならない助動詞の種類、意味が多くなります。助動詞の意味や慣用表現、書き換え、微妙な意味・用法の違いまで、しっかり覚えておきましょう。

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