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高校英語 不定詞のさまざまな構文まとめと問題

不定詞と動名詞
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too ~ to do、enough to do、so ~ as to do、タフ構文、疑問詞 + to doなどの不定詞のさまざまな構文をまとめています。

  • too ~ to doやenough to do、so ~ as to do、so ~ that の書き換えを知りたい
  • タフ構文とIt is ~ to doの書き換えを知りたい
  • 問題を解いてみたい

という方にもおすすめです。

不定詞のさまざまな構文

too ~ to do、enough to do、so ~ as to do、タフ構文、疑問詞 + to doについて確認します。

too ~ to 不定詞 構文

「too ~ to do」の形で「非常に~なので…できない」の意味になります。

  • It’s too hot to wear a mask.
    (暑すぎてマスクをつけられない。)
  • The question is too difficult for me to solve.
    (その問題は私には難しすぎて解けません。)

so…that節を使って書き換えることができます。that以下は否定の表現にし、too ~ to では省略されていた目的語(it)を補います。

  • The question is too difficult for me to solve.
    → The question is so difficult that I can’t solve it.

※元の文が過去形ならcouldn’tに。

tooの前にonlyを置くとto以下の内容が肯定的な意味になります。

  • He was only too happy to accompany with us.
    (彼はこの上なく喜んで私たちに同行してくれた。)

~ enough to 不定詞 / so ~ as to 不定詞

「~ enough to do」の形で「…するのに十分~だ」の意味になります。(過去形の否定文で使うと否定的な結果の意味に)

  • He is rich enough to travel to space.
    (彼は宇宙旅行へ行けるほど十分お金持ちだ。)
  • I didn’t run fast enough to catch the bus.
    (私は速く走ったけれどそのバスに間に合いませんでした。)

「so ~ as to do」は「so~ that節」と同様、「非常に~なので…」の意味になり、enough to doの文を書き換えることができます。

  • He is rich enough to travel to space.
    → He is so rich as to travel to space.
    → He is so rich that he can travel to space.

丁寧なお願いで so kind as to ~ が使われることがあります。

  •  Would you be so kind as to call me later?
    (後でお電話いただけますでしょうか。)

ちなみにso as to ~は「~するために」の意味になります。

~ to 不定詞(タフ構文)

難・易・安全・危険・快・不快などを表す語(※)+ to do で「…するのが~」と訳すものです。It is ~ to doに書き換えられます。

※ easy, difficult, hard, tough, safe, dangerous, comfortable, uncomfortable, impossible などの形容詞がよく使われます。

  • This book is hard to read.(この本は読みづらい。)
    → It is hard to read this book.
  • He is difficult to get along with.(彼は仲良くしにくい。)
    → It is difficult to get along with him.

タフ構文では主語が不定詞の意味上の目的語になっているため動詞のあとの目的語が省略されていますが、It is ~ to do の形にするときは動詞の後に目的語が置かれます。

なお a pleasure, a delight(楽しいこと)/ a breeze, a cinch(たやすいこと)などの名詞でもタフ構文が使われます*。

  • He is a pleasure to teach.
    (彼を教えるのは楽しい。)

*参考:Wiki「Tough構文」

疑問詞+to 不定詞

疑問詞+to do の表現に

  • what to do (何を~するべきか)
  • where to do(どこに~するべきか)
  • when to do(いつ~するべきか)
  • how to do (どうやって~するか、~する方法)
  • which <+名詞> to do(どちら(の…)を~するべきか)

などがあります。

  • I can’t decide what to eat.
    (何を食べたらいいか決められない。)
  • I don’t know how to cope with that.
    (私はそれをどう扱ったらよいかわからない。)
  • I wonder which way to go.
    (どちらの道を進むべきなのかしら。)

特にwhich に関しては which 名詞 to do の形になる問題が多いので注意してください。(which book to buy など)

【問題編】不定詞のさまざまな構文

問 次の日本語の文に合うよう(     )内に適切な語句を入れ、英文を完成させましょう。

(1) 暑すぎてマスクをつけられない。

→ It’s (     )(     )(     )wear a mask.

(2) その問題は私には難しすぎて解けません。

→ The question is (     )(     )(     )(     )to solve.

→ The question is (     )(     )that (     )(     )solve it.

(3) 彼は宇宙旅行へ行けるほど十分お金持ちだ。

→ He is (     )(     )(     )travel to space.

→ He is (     )rich (     )(     )travel to space.

→ He is (     )rich that(     )(     )travel to space.

(4) 後でお電話いただけますでしょうか。

→ (     ) you be (     )kind (     )(     )call me later?

(5) 私は速く走ったけれどそのバスに間に合いませんでした。

→ I (     ) run fast (     )to catch the bus.

(6) お箸を使うのは難しい。

→ Chopsticks are (     )(     )(     ).

→ It is (     )to(     )(     ).

(7) 彼は仲良くしにくい。

→ He is (     ) (     ) (     )along with.

→ (     ) (     ) difficult to get (     ) (     ) (     ) .

(8) 彼を教えるのは楽しい。

→ He is a(     )(     )(     ).

(9) 私はそれをどう扱ったらよいかわからない。

→ I don’t know (     ) (     ) cope (     )that.

(10)どちらの道を進むべきなのかしら。

→ I wonder (     ) (     )(     ) go.

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