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高校英語 関係代名詞 as, but, than の意味・例文まとめと問題

関係詞
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今回は疑似関係代名詞と呼ばれる as, but, than について学習します。 as, but, than は特定の語句と一緒に使われることで、関係代名詞のような役割を果たします。疑似関係代名詞 as, but, than が使われている例文を参考に、 意味と使い方をマスターしましょう。

疑似関係代名詞とは?

疑似関係代名詞とは、本来は関係代名詞でない接続詞を関係代名詞のように扱うもので、as, but, than があります。普通の関係代名詞のように自由に使えるものではなく、as, but, than それぞれ特定の語句と一緒に用いられます。

as … such A as ~(~するようなA)/the same A as ~(~と同じA)

but … noなどの否定語 A but ~(~しないAはない)

than… 比較級 A than ~(~より … なA)

Aの部分には名詞が入ります。

関連記事:高校英語 関係代名詞の基本と使い分け

関係代名詞 as の意味・例文

疑似関係代名詞 as は such や the same、as などとともに使われ、次のような意味になります。as は主格にも目的格にもなります。

such A as ~(~するようなA)the same A as ~(~と同じA)/as A as  ~(~と同じくA)

as を使った慣用表現もあります。

as is often the case with ~(~にはよくあることだが)

as is usual with ~(~にはよくあることだが)

これらは非制限用法で主節全体を補足するものです。文頭に置かれることが多いです。

疑似関係代名詞の as ~ を使った例文を見てみましょう。

・You must not trust such friends as flatter you.(あなたにお世辞を言うような友達を信頼するな。)

・Do you have the same scarf as he has?(彼が持っているのと同じスカーフを持ってますか。)

・I don’t have as much money as you have.(私はあなたが持っているほどのお金をもっていない。)

As is often the case with him, he lost his key.(彼にはよくあることだが、彼は鍵をなくした。)

As is usual with her, she stayed up late.(彼女にはよくあることだが、夜更かしをした。)

関連記事:高校英語 関係代名詞の非制限用法

関係代名詞 but の意味・例文

関係代名詞 but は no や few などの否定語とともに使われ、次のように二重否定の意味になります。主格、目的格に使われます。

no A but ~(~しないAはない)= no A that … not ~

There is ~ とともによく使われます。例文も見てみましょう。

・There is no rule but has exception.(例外のないルールはない。)

・There is no one but knows him.(彼のことを知らない人はいない。)

関係代名詞 than の意味・例文

関係代名詞 than は 比較級とともに使われ、次のような意味になります。主格、目的格に使われます。

比較級 A than ~(~より…なA)

than を関係代名詞として用いた、例文も見てみましょう。

・Don’t borrow more money than you need.(あなたが必要なお金より多く、お金を借りるな。)

・There were more people than they had expected.(彼らが予想していたよりたくさんの人がいた。)

【問題編】関係代名詞 as, but, than

問 次の日本語に合うよう、(     ) 内に適切な英語を入れなさい。

(1) 彼女が持っているのと同じバッグが欲しい。

I want the same bag (     )she has.

(2) 彼女にはよくあることだが、彼女は傘をなくした。

(     ) is often the (     )(     ) her, she lost her umbrella.

(3) あなたにお世辞を言うような友達を信頼するな。

Don’t have(     ) friends (     ) flatter you.

(4) 例外のないルールはない。

There is no rule (     ) has exception.

(5) 必要以上のお金を、彼に渡さないで。

Don’t give him more money(     )is needed.

まとめ

疑似関係代名詞の as, but, than の意味や使い方を例文とともに確認してきました。as は such や the same、but は no などの否定語、than は名詞の前に比較級と、それぞれ特有の語と一緒に使われるので見分けやすいでしょう。

いずれも関係代名詞 that のように主格にも目的格どちらにも使われ、先行詞が人・物両方で使われることも特徴です。

as, but, than関係代名詞のれぞれの意味、またよく出る as の慣用表現もあわせて覚えておきましょう。

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